鹿野田研は、東大本郷キャンパスの6号館3Fで分子性物質を対象とした低次元電子物性の研究をしているグループです。学生数が多い研究室なので、いつもワイワイと活気に溢れています。
一番の特長は、先生の人柄。明るくて、面白くて、物理を愛する先生のもとでは、先生・生徒の隔たりなく有機的なネットワークが形成されています。
有機物を舞台に、電子の多体現象を研究しています。有機物では、分子設計・敏感な圧力応答・低次元・電子相関といった高い自由度から様々な現象を制御する事が出来ます。
現在研究中のTopicは、Mott転移・スピン液体・π-d系・Dirac電子系・電荷秩序/ガラス・中性-イオン性転移などです。
>詳しい研究内容を見る
NMR(核磁気共鳴)とNQR(核四重極共鳴)、電子輸送特性(電気抵抗・ノイズ・ホール係数)、磁化測定が鹿野田研のメインの実験手法です。18Tの強磁場、30mKの低温、4GPaの高圧で測定が可能です。
最近では、KEK(高エネルギー研究所)や、Spring-8(予定)への出張実験もチラホラ見られます。
>詳しい装置を見る。実は、鹿野田研はドラマ・ガリレオのモデルなんです。(第一シリーズの第一話に登場する研究室がそうです)。
ドラマのガリレオと同じで研究心にあふれた先生ですが、性格は 反対にとても明るい方で、研究室も楽しい雰囲気です。
画像引用:http://juzji.jugem.jp/?eid=5027
一部の熱心な研究員によって、週n回の筋トレが行われており(n=1..6)、新たな伝統として確立しつつあります(もちろん研究の合間に行われています)。御殿下の年間パスポート取得率は現在58%と物工トップクラスです。部員求ム!
>詳細な活動を見る毎年、為ヶ井研、押山研を中心とした理論グループなどとソフトボール大会を行っています。汗を流した後は懇親会もあります。昨年は、6号館の屋上でパーティを行いました。
実は、元野球少年(&スポーツマン)の教授陣が一番楽しんでいるのでは?
他にも花見などイベント多数!